生前整理

元気なうちに自身の財産を整理する「生前整理」

生前整理とは、不要な物を減らして快適な老後を送るために、元気なうちに自身の財産を整理することです。多くのお金など資産がある方が生前整理を行うもの、と考えるかもしれませんが「子供や孫に遺産整理で迷惑をかけたくない」と考える人が増え、終活の一環として生前整理が行われるようになりました。

また、最近流行語にもなった「断捨離(だんしゃり)」や、極力持ち物を減らしてシンプルな生活を目指す「ミニマリスト」などの考え方、「終活」という終わりを迎える活動にも近いことから、終活とはまだ縁遠いように思われる30代、40代の若い世代にも、生前整理をする人が出てきています。

生前整理についてお悩みございませんか?

○ 家中にあふれるものを整理したいけど、何から手をつけたらいいかわからない。
○ 親も70歳を超えて、実家の荷物の片づけが気になる。
○ 主人が亡くなって3年経った・・まだ気持ち整理できず部屋もそのまま。
○ 相続税がどれだけかかるのか、どうしたらいいかわからない。
○ 子供たちに迷惑はかけたくないのだけど・・。
○ 終活、ということをよく聞くので気にはしてるけど・・。
○ 遺言書をちゃんと書いたほうがいいのかな。

生前整理は、体力・気力が元気なうちに

思い入れのある物を思い切って手放す生前整理は、根気強く片付けを続ける気力と、大量の荷物を運んだり処分したりする体力が必要です。 また「元気なうちから老後や死後について考えるなんて縁起が悪い」という人もいるかもしれません。しかし、気力や体力、判断力が衰えてくると、大量の荷物を仕分けるのは非常に困難になります。「退職」や「子供の独立」「引越し」といったライフイベントをきっかけに、少しずつ生前整理を進めていったほうがいいでしょう。